▲ 外観。駅前なのにそれほど目立たない。個人的には落ち着いたカラーリングで好み。


▲ さりげなく店内掲げてある札。有難い。


▲ ざるの器は竹製でも木製でもないものの、かなりいい線行ってると思う。
 
茂野麺紀行 第147回
「そば新」 御茶ノ水店
(東京都千代田区神田駿河台)


師走、平日の昼下がりです。久々の立ち食いそば店。「そば新」という店名。「御茶ノ水店」とあるので、チェーン店なんでしょうね。私は初めて。後で業界に詳しい方にお聴きしたら、そう多くはないものの、山手線沿線に何店舗かあるそうです。

それほど空腹ではなかったものの、なんとなく佇まいを見て惹かれ入ってしまいました。シンプルな佇まいは好みなんです。物凄く狭い店で驚きです。冬は着込んでいるので、すれ違うのも大変です。当方、ちょっと太っているもので...。(笑)

外に出ているメニュー表で、もりそば260円でも食べようかなと思ったのですが、券売機にあった360円の石臼挽きもりそばに急遽変更しました。たった100円の差ですが、260円からの100円アップはきっと劇的にクオリティがアップするのではという期待感です。

カウンタに食券を置くと、おじさんが「10分待ってくださいね。」と言います。立ち食いそばなんて、ちゃっちゃとやってすぐ出てくるものなんですが、なるほど、それなりの調理時間がいるのですな。楽しみ。

まずは先行して茹でていた他のお客さんのそばをつくってました。あっと言う間に完成。それから私の注文した石臼挽きのもりそばに取り掛かるようです。

少し離れたところから見ていましたが、一所懸命冷水で揉み洗いしている様子が窺えます。

はい。10分経ちました。他のお客さんにぶつからないように慎重に取りに行き、荷物の置いた自分の席に運びます。狭い店なので、気を使います。改めてしげしげと眺めます。おお、素晴らしいビジュアルですね。器がホンモノっぽくていいです。竹製じゃないですけどね。

そして、箸で一つまみして、つゆを付けずにひと口。

冷水でちゃんと洗っているので、キュッと引き締まってます。そして手打ちっぽい感じの見事なコシ。ほんのり甘いです。うーん。旨いですわ、これ。気に入りました。

手打ちでなく機械打ちだと思いますが、製麺のレベルが高いとお見受けしました。もちろん、それに見合った調理をしています。たまたま私の後に、他のお客さんがオーダー途切れていたのですが、立て込んでいたら、ワンオペで調理に10分かかるこのメニューって、大丈夫なんでしょうかねえ。ちょっと心配になってしまいました。

それから、260円のもりそばと比べてみたくなりました。100円安くても、きっと美味しいと思います。なんとなくそういう気がします。

考えてみれば、今、この時代にその場で調理してくれて260円なんてありえない価格ですね。本当に有難いです。いや、申し訳ないです。関係者の方々の涙ぐましい努力の賜物だと心得ております。心から敬意を表します。

厨房のおじさんとは特に会話は無かったものの、短いフレーズの言葉の端々に細かい気遣いがあって、嬉しくなります。また利用したくなります。

たかが立ち食いそばと言うなかれ。接客の良さは、立ち食いそばにも重要ですね。流行っている店って、味もさることながら、きっとそういうところの差なんでしょうね。

2017.12.12 Zaki


そば新 御茶ノ水店
東京都千代田区神田駿河台4-5
(JR御茶ノ水駅 聖橋出口)
電話: 非公開
営業時間 : 24時間営業
6:00〜11:00朝食サービスセット
定休日:  無休
* 食べログ情報

STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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