▲外のテラスでも飲み食いが出来るようになっています。暖かい季節にはさぞいいでしょうね。

▲ しなやかなうどんです。


▲ アンティークだけど、現役です。
 
茂野麺紀行 第97回
五島うどん・喫茶 茶オ 
(静岡県熱海市)


約3年ぶりに熱海に行ってきました。正確に言えば、前号(麺紀行)の富士宮まで行ったときに立ち寄ったのです。

かつて温泉といえば、箱根か熱海かというくらいにポピュラーでした。交通網の発達で、今や熱海は通過点になってしまった感があります。かく言う私も熱海を目的地、あるいは宿泊地にしたことはもう十数年は無いです。

午前10時少し前に到着しました。1月の中旬、やや気温は低く、雨が降りそうな天気です。遅い朝食をする為に、喫茶店か食堂を探しましたが、せっかくなので(麺紀行の管理人として)麺類にします。麺類となると11時開店が一般的のようです。少し散歩をして時間調整します。駅前をまず海の方向へ歩きます。

なにしろ平日の朝10時頃ですから、閑散としております。一方、ホテルに出入りしている業者さんやら、土産もの屋さんは納品や開店の準備に忙しくなってきている時間帯でもあります。熱海銀座も閑散としています。その辺りまで麺を扱っている店を気にしながら歩いて、駅前に有名な戸隠そばのお店、そして、良さそうなラーメン屋が2、3軒、お洒落な手打ちそば屋さんを3軒ほど見つけました。

海に出ました。空はどんよりしてます。風は殆ど無く、波は静かです。海岸は数える人しかいません。それでも、いかにも旅行者という人が散歩したり、写真を撮ったりしています。この時期の海もまたいいものですね。

さて、散歩も十分楽しんだ後、ちょうど11時になったので来た道を引き返します。来たときには気づかなかった熱海銀座通りに雰囲気の良いカフェを見つけました。なんと、メインのメニューに”五島うどん”と書いてあります。カフェでうどんが食べられるというところが面白いので、老夫婦の後に続いて、店に入りました。

店内は、確かにカフェです。でも、なんというか、昭和初期のテイストに仕上げてあります。落ち着ける雰囲気です。広めの店内には開店直後ということもあり、お客さんは、先ほどの老夫婦と私だけです。

店内は静かなので、穏やかに談笑している老夫婦の話声が全部聴こえてきます。
ご主人が、熱海のこの辺りのウンチクを語れば、奥さんがひとつひとつにきちんと返事をしています。逆に奥さんが世間話を始めると、今度はご主人が楽しそうに頷いています。とても仲良しのご夫婦です。ほっこりします。

うどんは、冷たいうどんか、釜揚げかを選択できます。両方とも500円。安いですね。天かすのトッピングは50円。私は釜揚げうどんに天かすを付けたものを注文します。待っている間も、ご夫婦の会話が聴こえてきて楽しいです。

ゆで時間の関係か、約20分も待ちました。急いでいるわけでもないので、ゆったりとした雰囲気を逆に楽しんでいました。近くでも遠くでも、旅はゆったりと過ごせることが一番だと思います。

さて、さっそく頂きます。うどんは細めですね。しなやかな食感です。甘目のつゆに合います。美味しいです。ネギは多目に、別の器に入れてあります。その心遣いがいいですね。漬物も付いています。だいたい、カフェで釜揚げうどんを食べているという感覚が不思議で、思わずにんまりです。

店の外の看板には、麺(うどん)の製造過程に、椿油を表面に塗るというようなことが書いてありました。でも、食べてみて、あまりそういうような感じはしなかったです。

 
▲お隣にある佐藤油店。酒類の取り扱い品目も多い感じ。食用の椿油も興味があります。時間があれば、ゆっくり観たいところですね。またいずれの機会に訪れたいです。
食べ終わった後、気さくな雰囲気のスタッフの方に、「『五島』っていったいどういう意味なんすか?」とお聞きしたら、五島列島のうどんだということなのです。そうじゃないかとは思いつつも、熱海で何故長崎の五島列島のうどんなんだというところが疑問だったのです。

すると、「オーナーさんが、食用の椿油の販売をやっていて、それで五島列島と関係があるのです。」とスタッフさん。なるほどね。後で、分かったことに、お隣にその椿油を販売するお店がありました。酒屋を兼ねていて、立派なお店です。

前述の通り、この後に富士宮方面へ行くので、そのお店には立ち寄らず、来たときとは逆にだらだらとした登り坂を少し汗をかきつつ駅へ向かって歩きました。さすがにお昼時が近いので、観光客が少し増えてきました。

2014.1.22 Zaki
(現地を訪れたのは、2014年1月10日 水曜日です。)


左: 最盛期よりはかなり落ち着いてはいますが、それでもやはり国内を代表する観光地ですね。
中: 海岸線を歩く二人。金色夜叉を模しているわけでは無いだろうが、観ているほうはちょっと意識しますね。(笑)
右: 閑散としている午前10時過ぎの熱海銀座。


喫茶「茶オ」(茶保)
静岡県熱海市銀座町6-6
0557-85-5552

営業時間
9:00〜16:00


五島うどん(温・冷)   各 500円
うどんトッピング 50円
みたらし団子(2本) 300円
みそおでん(2本) 300円
五平餅(1本) 300円
熱海紅茶 500円
コーヒー・紅茶   各 400円
熱海ビール ピルスナー 600円
富士山サイダー 400円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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茂野麺紀行の情報(例えば価格など)は旅行者(記者)が現地を訪れた時点のものです。
また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。
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