▲ この地でずっと人気を維持している、そんな風格を感じ取れる外観です。べたべたと余計な張り紙をしている他店も見習ってほしいです。

▲ DXラーメンの麺は細いです。写真がうまく表現できているかどうか自信がありませんが・・・。


▲ いやぁ、純レバは本当に美味しいです。あっと言う間に食べ終わってしまいました。もう一杯食べたいくらいです。(笑)
 
茂野麺紀行 第106回
あづま
(東京都台東区浅草1-13-4)


浅草の「あづま」は純レバで有名です。純レバは知る人ぞ知る隠れ人気B級グルメで、私もファンの一人です。実はこの「茂野麺紀行」シリーズに過去に登場した亀戸の「菜苑」はこの「あづま」の親戚筋だそうです。

浅草には「菜苑本店」もあります。私は浅草の二店はどちらも行ったことがなく、純レバは亀戸の菜苑だけでしか食べたことがありません。

2014年の12月12日金曜日。最近知り合いになったデキシーランドジャズのバンジョー奏者であるジャック天野さんのステージを観にHUB浅草(ブリティッシュ・パブ)に行きました。同店は安いチャージ料金で一流のミュージシャンのライブを楽しみながら飲食が出来るので、時々ですが利用させて頂いております。その流れで、今回ご紹介する「あづま」に辿りついたわけです。

いや、辿りついたというよりは出くわしたというほうが正解です。HUB浅草を出て、午後9時近く、少しお腹が減ったので、何か食べようと適当な店を探そうかと思った直後にこの「あづま」を発見したのです。発見ではないですね。HUBから50メーターも離れていないし、HUBの路地から六区の通りに出たところにこのアンティークな佇まいがあるわけです。

純レバは大好物にも関わらず、もう十五、六年くらいは食べていないので、看板を見たときは一刻も早く食べたくて、とにかく雪崩込むように店に入りました。店内はほぼ満席です。ぶっきらぼうだけど、感じの良い下町のおやじといった店主と思われる方に「いらっしゃい。」と言われ、ここに座るようにと入口近辺のカウンタを指示されました。無口なタイプなんでしょうね。必要以外には口を開かない、そんな印象です。でも、まったく嫌な感じではありません。次々に入店するお客さんにも同様な感じです。殆どが常連さんのようです。

店の雰囲気は、ひと言で言えばレトロですね。かなり古ぼけています。昭和の香りがぷんぷんです。客席は、L字型のカウンタだけです。メニューはたくさんあります。看板メニューは前述の通り純レバです。しかし、メニューを見ると、純レバ炒めと純レバ丼が目立ってはいなくて、他のメニューの中に埋もれています。ですから予備知識無しで同店を訪れていきなり純レバを食べる人はいないのではないでしょうか。もっともっと宣伝してもいいのにと私は思うのです。

さて、注文はもちろん純レバ丼(850円)です。但し、この麺紀行にもリポートをアップしたいので、もちろん麺モノも食べます。純レバと同じくらい同店の目玉なのがDXラーメンです。何がDX(デラックス)なのか厨房の中で中華鍋を振っている店主(と思われる方)さんにお訊きしたら、にやりとしたながら、「ここに書いてある。」と壁に貼ってある紙を指差しました。

そこには「ひと味違うDXラーメン」と書いてありました。ミステリーですが、納得しました。楽しみです。

久々の純レバ丼はとても美味しかったです。レバが苦手な人でもきっと美味しく食べられます。あのレバのもさもさした感じはまったくありません。味付けもいいです。少し濃い目なので、たくさんのネギが入ってます。それがまたいいのです。ご飯に合います。純レバ炒め(1,000円)もあるので、たくさん食べたい人や酒のアテにされる人はそちらを注文されては如何でしょう。

純レバを食べた後、お腹がいっぱいになりかけているのですが、DXラーメン(800円)を食べます。普通のラーメンが650円で、その差150円はいったいなにかというのが興味のあるところですが、それがわからないままありつくことになります。見た目はどうも普通のラーメンのようです。

まずはスープをひと口。いやぁ、あっさりしてますね。ちょっと甘味のある上品な味です。麺は細いです。表のテントに柳麺と書いてあるのはきっとこの麺の細さを言っているのでしょうね。

食べ進むうちに段々なんというか、不思議な味わいを感じます。このページの一番上のタイトル写真でお分かりのようにスープに刻まれたチャーシューがたくさん入っているのです。そこから染み出ているであろう肉汁がこのスープのコクなのでしょう。チャーシューは思った以上にたくさん入ってます。DXの意味はここなんでしょうね。いや、実に美味しいです。

純レバ丼も食べて、DXラーメンも食べて、大満足です。もとい、大満足過ぎです。胃袋が破裂しそうです。大食漢を自慢する私も歳を取って、段々無理が効かなくなりました。でもでも、たまにはこういうこともいいと思います。今夜は特別なのです。(と、無理やり自分を納得させています。)

店を出るとき、通りまで響く大きな声で店主(と思われる方)が「ありがとうございました!」と言ってくれました。気持ちがいいです。普段怒ってばかりのがんこおやじがたまに見せる笑顔。そんな嬉しさでしょうか。その後、夜の六区を散歩して浅草寺を通過し、スカイツリーを観に隅田川に出ました。とても寒い夜でした。

2014.12.15  Zaki



左: 浅草と言えば浅草寺ですね。地下鉄銀座線を下りて、階段を昇り、ちょっと歩くだけでこの雷門に出会えます。ここはいつ来ても観光客で賑わってます。そういえば、昼間を除いて、ライトアップしていないところを見たことがありません。夜12時過ぎには消灯するのでしょうか。見てみたいです。
中: 雷門の左側に仁王立ち(笑)になっている雷神様。迫力があります。昼よりも夜のほうが鮮明に浮かびあがります。白目が光って見えるのが印象的です。
右: あづまに立ち寄る前に、ライブを楽しんでいたHUB浅草です。ライブチャージ1,600円程度で気軽一流ミュージシャンのジャズが楽しめます。あづまとは50mしか離れてません。

左: あづまと同じ通りに面した浅草演芸ホール。六区の顔と言っていいでしょう。一時期は落語が下火の時もありましたが、今夜見る限りではたくさんのお客さんがいらっしゃっているようです。落語はテレビで観るより絶対にナマのほうがいいです。私も以前は好きで年に数回程度でしたが、行ってました。でも、ここ二十年(長すぎる!!)は行ってないなあ。
中: バラエティショップのドンキホーテです。上で浅草演芸ホールが六区の顔と書きましたが、しかし今はこっちのほうが集客の要になっているかもしれません。このネオンサインというかデコレーションは、近くにあるROX(ロキシー)をも凌駕しています。
右: 今夜のスカイツリーはクリスマスカラー。予想していなかったので得した気分です。


中華料理 「あづま
東京都台東区浅草1-13-4
03-3841-2566

営業時間
[月〜土] 16:30〜24:00
[日・祝] 17:00〜23:30
定休日:  水曜日・木曜日

ラーメン 650円
DXラーメン 800円
チャウシュウメン 1,100円
ワンタン 650円
ワンタンメン 800円
チャンポン 900円
モヤシソバ 900円
タンメン 900円
中華丼 900円
天津丼 1,000円
純レバ丼 850円
純レバ炒め 1,000円


上の地図をクリックするとYhoo!の詳細地図のウィンドウが開きます。


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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茂野麺紀行の情報(例えば価格など)は旅行者(記者)が現地を訪れた時点のものです。
また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。
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