▲ この季節、午後7時だとこんなに真っ暗。そして気温もぐっと下がる。今年は例年に比べて特に寒い。

▲ ストーブの上に乗っているのは、10リットルくらい入るような大きなやかん。銅製で、注文でつくらせたそうだ。
 
茂野麺紀行 第77回
かぎもとや(長野県北佐久郡軽井沢町)

「かぎもとや」は超有名店です。明治の頃からの営業という歴史がありますし、軽井沢の中心地の中軽井沢駅のすぐ近くということで目立ちます。軽井沢に来られた方なら一度くらいは看板や店舗をご覧になったことがおありじゃないでしょうか。
私の知るところでは、この界隈の高級別荘のオーナーさん達にも大変良い評価をされておりますし、また、ゴルフを楽しんだ後に絶対にここに寄るという方もいらっしゃるようです。たまたま知人が最近同店を訪れ、絶賛していたのもあり、それが今回の訪問の要因にもなりました。

もちろん、立地や知名度だけが同店を超有名店にしている所以ではなく、やはり、素朴で美味しいというのが最大の理由なのだろうと思います。それだからこそ長い間愛されていたのでしょう。

上のタイトル写真は同店のざるそば(850円)です。やや黒ずんだ典型的な田舎そばです。太さも不揃いだし、喉越しよりも、ちょっとぼそぼそして、そして硬めがいかにも手作りという感じでいいです。

今回私が訪れたのは、中軽井沢駅前の本店ではなく、碓氷バイパスに面した塩沢店。大通りに面してますが、とても静かで、ひっそりと佇んでいます。ロッジ風の建物です。晩秋の、しかも、平日の午後7時過ぎなので、先客は1組だけでした。午後7時と言っても周囲は深々とした闇の中です。大きなやかんの乗った大型のストーブが静かに燃えています。この雰囲気、とても素晴らしいです。否応なく旅情をかきたててくれます。

実は、この日の昼食もそばでした。そう、茂野麺紀行の前号、戸隠そば「うずら家」の帰り道です。ですから、天ざる(1,350円)を食べてみたい気もしましたが、一日に2回天ぷらはちょっときついだろうと普通のざるそばにしたのです。

前述の通り、うずら家の更科系のそばとはまったく異なる田舎そばでしたので、その違いを楽しめました。好みの問題ですが、こういうぼそぼそとしたタイプが苦手な人もいるかもしれないですね。しかし、私はどちらかと言えば、こちらのほうがそばらしいと思っています。

さて、美味しいそばと、この雰囲気を十分堪能してから、碓氷バイパスを越え、山を下りました。諸事情で、本来は一泊二日の予定が、日帰りの旅となってしまいました。それでも信州を凝縮して味わうことができたような気がします。また、薄らと雪を被った早朝の凛とした浅間山も眺めることができました。軽井沢に来たときの楽しさのひとつは浅間山を観ることです。静岡、山梨に行ったときの富士山が観える、観えないというのと同じ意味合いだと思います。また時間をつくってこの界隈へ足を延ばしたいと思います。

2012.11.30 Zaki



左: 今回の小旅行の朝一番。碓氷バイパスの峠から見た日の出前の妙義山。
11月の中旬なのに氷点下だった。
中: 早朝、軽井沢からの浅間山。うっすらと冠雪している。
裾野にはカラマツの樹林が広がる。
右: 浅間山の稜線付近。
このように白い雪で薄化粧。


戸隠そば
かぎもとや」塩沢店
長野県北佐久郡軽井沢町
大字塩沢699-3
TEL: 0267-46-0703

営業時間
9:00〜20:00

定休日:水曜日

ざるそば 850円
大盛ざるそば 1,050円
天ざる 1,350円
大天ざる 1,550円
けんちんざる 1,100円
大けんちんざる 1300円
白樺セット (ざるそば、天ぷら、けんちん汁、山菜) 1,950円
もみじセット (ざるそば、天ぷら、けんちん汁) 1,700円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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うずら家(長野市戸隠) 丸長中華そば店(荻窪)

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また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。
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