▲麺の太さはちょうど中間くらいかな。やや太目かもしれません。適度に縮れてます。

▲外観です。青梅街道に面していますので、ラーメンに興味のある運転手さんだったら、店の前を通るときには同店の行列をかならずチェックしている筈です。(笑)
茂野麺紀行 第73回
春木屋(東京都杉並区荻窪)

春木屋は、言わずと知れた荻窪駅前にある名店。関東地方のラーメンフリークを自称する人なら絶対一度は訪れていますし、遠方からもわざわざ食べに来られるようです。私は若い時、今からもう三十年以上前、阿佐ヶ谷に住んでおり、その界隈に昔から暮らしている方に、春木屋のことを何度も聞いていました。その頃、一度や二度はきっと食べている筈なんですけれど、どうも印象にあまり残っていません。どうしてなのか今回食べてみた後、じっくり考えて分かりました。そのことは後述します。

この春木屋のルーツでもある春木家本店が、荻窪駅から青梅街道を渡った天沼という場所にあります。いずれそちらも「しげの麺紀行」のリポーターとして取材したいと思っております。

現在私は千葉県の海浜幕張というところに住んでいます。都内には頻繁に出かけますが、都心よりも西の荻窪辺りに行く機会は滅多にありません。従って、以前からずっと行ってみたかった春木屋にはなかなか訪れる機会がありませんでした。特に麺紀行を開始してから、是非シリーズに加えたかったものですから、今回機会があって遂に行くことが出来たことをとても嬉しく思っています。

荻窪駅北口。少なくとも二十年は駅頭に立ったことがありません。懐かしい風景です。かつて映画館(オデオン座)があったところに大型ビルは建っていますが、青梅街道が斜めに駅のロータリーに接する地形というか、道路などのレイアウトは変わってませんので、驚くような変化はありません。春木屋のある一角のJRと青梅街道に挟まれた狭い三角地の路地にある飲食店にしても、もちろん店自体は変わったものの、風景としてはあまり変わっていないような感じです。

今回訪れたのは、2012年11月9日です。午後2時を少し回ったところでしょうか。晴れてはいるもののちょっと肌寒い日でした。店頭には誰も並んでいません。中を覗くと、さすがにこの時刻なので、空いていました。先客は全部で5人程でした。でも私が店の中に入ると次々に来店があり、私を入れて10人くらいになりました。さすがに人気店です。

店は基本的にカウンター席です。奥にテーブル席もあります。質素な造りながら割合小奇麗にしているなというのが私の印象です。私の若い頃がどうだったかはまったく覚えてません。レイアウトはおそらく大幅な変更が出来るものでもないので、やはりこんな感じだったのでしょうかねえ。

注文は中華そばにしました。価格は800円です。ちょっと高い気がします。大盛りはなんと1,000円です。高級なラーメンですね。ワンタン麺(1,200円)が有名ですが、懐がちょいとお寒いので諦めました。チャーシュー麺は1,300円です。私の隣席のおじさん(私もおじさんですが・・・)はチャーシューの大盛りだったので1,500円です。いやはや、高級中華料理屋さんもびっくりですね。個人的な意見としてはラーメンには1,000円とか1,500円はかけたくないです。

でも、食べてみると、アツアツだし、あっさりしていながら、出汁の効いたいい味だし、麺ももちもちでぷるぷる、コシも適度だし、文句無しに美味しいです。やや硬めのチャーシューもこの類にありがちなバサバサした感じではなく、そこそこ脂が乗っています。いや、見事です。やられました。この味に1,000円出してもいいよ、という人が多いのでしょうね。分かる気もします。

さて、先ほどの疑問。何故、若い頃食べたこの春木屋のラーメンの味を思い出せないのかという問題。それはきっと当時食べていたあまりにも普通のラーメンだったのだと思います。つまりスタンダードの味なのです。今回食べて分かりました。美味しいは美味しいのだけれど、奇をてらったそういう味ではなく、基本がしっかりした美味しさなのだということでしょう。その味をしっかり守っている。だから多くの人に愛されているのです。ご馳走様でした。

2012.11.9 Zaki




左は青梅街道。非常に交通量の多い道路です。
右はJRと青梅街道に挟まれた飲食店が密集する三角地帯。新宿のミニ・ゴールデン街を彷彿させる雰囲気が漂っております。
この地域には春木屋のほかに有名なラーメン屋が数軒あります。 更に青梅街道を渡った天沼の界隈には、春木屋のルーツである春木家本店などもある。南口にはやはり有名な丸長もあって、やはり荻窪はレベルの高いラーメンの街なのです。


中華そば
春木屋 荻窪本店
東京都杉並区上荻1-4-6
TEL: 03-3391-4868

営業時間
[月〜土] 11:00〜22:00
[日] 11:00〜21:00

http://www.haruki-ya.co.jp/

中華そば 800円
中華そば 大盛り 1,000円
ワンタン麺 1,200円
ワンタン麺 大盛り 1,400円
チャーシュー麺 1,300円
チャーシュー麺 大盛り 1,500円
つけ麺 900円
つけ麺 大盛り 1,000円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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功徳庵(千葉県市原市) 春木家本店(杉並区荻窪)

茂野麺紀行の情報(例えば価格など)は旅行者(記者)が現地を訪れた時点のものです。
また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。
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