▲外観。
味があると言えばそうなのかもしれない。手作りっぽい造り。悪く言うとチープな感じ。でも、それが周囲の風景と相まって独特の世界観を奏でている。

▲鴨汁そばセットの全容。殻の器は後から出てくるそば湯割りの更に薄めたいときにここに移すというものだ。中央のやや左寄りの緑のキャップは山椒。唐辛子は小袋で提供される。
茂野麺紀行 第72回
功徳庵更科(千葉県市原市)

功徳庵更科の最寄駅は小湊鉄道の里見駅。高滝湖のハイキングの帰りに寄るなら高滝駅で下車して、帰りに里見駅から列車に乗るとよいと思います。もっとも私はクルマで行きました。とにかく風光明媚な場所にあります。こんな環境の良い場所でそばを食べるのはなんと幸せなことでしょうか。

同店の奥の座敷、座敷といっても椅子に掛ける方式ですが、窓からは小湊鉄道が見えるという説明が書いてあります。確かに目の前は田んぼと、そしてその向こうに小さい山々が広がる素晴らしい景色で、そこに列車が通れば絵になりますね。ただ、列車は1時間に1本以下ですので、私が同店にいた時間にはやって来ませんでした。残念。

注文したのは、メニューにもお薦めと書いてある「鴨汁そば」。大盛りにしました。こういう店の大盛りはたいしたことないと思っての注文だったので、右の写真のように結構な量と分かったときは、ちょっとびっくり。これは嬉しいです。お値段は1,180円です。

まずはささっと写真を撮ります。麺(そば)の見た目は白っぽい、名前通り、更科系なのでしょうか。鴨汁のほうは、鴨肉から染み出てきた油が浮いていて、いかにも美味しそうです。まずそばをやや少な目にたぐり、汁に少しつけて食べます。うん、旨い。つゆ(鴨汁)がおいしいですね。そば自体は柔らか目かな。一般的な手打ちのきりっと冷やした感じとは全然違います。温かいつゆに浸すことを想定した茹で加減なのでしょう。

つゆには割合い大きな鴨肉が2切れ、たくさんのネギと、それから小粒の肉がたくさん入っていました。柔らかく、そしてジューシーで美味しいです。結構食べごたえがありますね。そばを食べた後、そば湯で割って飲みます。おいしかったので、残さず飲みほしました。かなり満足です。

2012.11.2 Zaki



左: 店に入って、まずお茶と一緒に出てきた浅漬け。カブ、キュウリ、ダイコン、ヤマイモ、などが入っていて美味。サービスがいい。これだけでもかなり手が込んでいる。
中: そばは思ったよりも多い。ご覧のように山盛り。CPは高い。
右: 鴨肉をすくったところ。
うまく表現できないけれど、肉はちゃんとしている。柔らかく、ジューシーで、味も抜群。



店の前にはそばの一種という白い小さな花が咲いていて、とてもいい感じです。店を出てすぐに小湊鉄道の列車がちょうど通りかかったので慌てて写真を撮ったものの、不本意な出来でした。



せっかくここまで来たので、ついでに高滝湖も観て行く。バスフィッシングのメッカ。本格的な紅葉にはまだ早い今の季節ということと、平日だったので、観光客や釣り人は少な目。11月の下旬から12月にかけての休日、再びこの界隈は賑わう。右は里見駅。丸太でつくった色々なオブジェが飾ってあり、楽しい。
高滝湖周辺にはもう一軒人気のそば店がある。「一久美」という湖畔のそば屋さん。いずれ訪れてみたい。


手打ちそば
功徳庵更科(くどくあんさらしな)
千葉県市原市本郷49-3
TEL: 043-246-0122

営業時間

[月〜金]
11:00〜15:00
17:00〜20:00
[土・日・祝]
11:00〜20:00

もりそば 750円
ざるそば 850円
天もり 1,300円
上 天もり 1,600円
かしわ南ばん 1,200円
上 天もり 1,600円
鴨汁そば 980円



STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。
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