▲店の外観。


▲リニューアルされたばかりの店内は明るい。


▲これぞそばという雰囲気が漂っている。
茂野麺紀行 第64回
並木藪そば(東京都台東区)

ゴールデンウィーク突入の前日、かねてから絶対に訪れておきたいと思っていた並木藪そばを訪れました。貧乏ヒマなしで、行けるときに行っておかねば、また一年先と順々に繰り越されてゆくのです。
しかし生憎の雨降り。それが良かったのか並ぶ覚悟だったのに店内は5割ほどのお客さん。もっとも既に昼の2時を回っていますので、ピークは過ぎていたのでしょうか。

並木藪そばは、神田藪そば、池之端藪そばと御三家と言われている歴史のあるそば店です。かの池波正太郎や永井荷風といった有名な小説家の先生も足繁く通ってられたとか。場所は浅草の雷門からまっすぐ南に延びている道。即ち仲見世などの参道からまっすぐに延びている道なので、ここも所謂参道なのでしょうね。通りの名前は並木通りというらしいです。それが店名についているわけですね。

さて、並木藪そばは初めてということもあって、シンプルに、ざるそばを頂きました。噂には聞いていましたけれど、なだらかに中央に盛り上がっているざるに乗ったそばの量は成人男性にはまったく足りないですね。最初から2枚注文したほうが良いかもしれません。割合色白のそばで、麺はそれほど角張ってもいないし、硬くもない、まあちょうど良い感じだと思います。

つゆは、とても濃いので、そばを箸で持ち上げたら、下のほうに少しつけるだけで食べたほうがいいと思います。全部つけてしまうと、しょっぱ過ぎます。従って、意識しなくても江戸っ子のそばの食べ方になるわけです。このつゆは大きな土瓶にたっぷりと入ったそば湯を入れて飲むと、物凄く出汁が効いていて美味しいです。3、4杯も飲んでしまいました。

今日は夕刻から仕事の打ち合わせなどがあって、さすがにそば屋の昼飲みはできなかったのですが、あの神田まつやのようにちびちびとやるのにいい雰囲気かもしれません。リニューアルしたばかりの店内ですが、落ち着いた雰囲気です。気づいてみると、私がざるそばを食べている頃からどんどんお客さんが入ってきて、出る頃には8割がた席は埋まっていました。さすが人気店。

並木藪そばを出たその後、せっかく浅草へ来たので、散歩を楽しみました。雨が降っているにも関わらず、たくさんの観光客で賑わっていました。もうすぐ開業するスカイツリー効果もあるのでしょうか。

2012.4.28 Zaki




左: 雨の浅草寺参道。雨の日も趣があっていい。新緑が綺麗。
右:リニューアルしたばかりの浅草文化観光センター。雷門の斜め前にある。

左: 御馴染みの雷門。この周辺は写真を撮る人であふれている。観光用の人力車の客引きも多い。
一度乗ってみたいものだ。
中: 雨が降っているので、新仲見世に回り込む人が多いようだ。
右: のろのろのペースでしか進めない仲見世。修学旅行の学生さんが多かった。それと外人観光客も。

左: 雪駄の専門店。驚くほどの種類がある。
中: こちらは扇の専門店。外人観光客に人気があるようだ。
右: 羽子板の専門店。羽子板なんて正月くらいしか売れないだろうと思うとさにあらず。見ている間にひとつ売れた。


浅草界隈には食べ物屋さんが多い。もちろん、麺類を扱っている店も多く、最近ではラーメンの有名店も多い。
また暫くしたらこのシリーズに登場するかもしれない。
お楽しみに。


手打ちそば 「並木 藪そば」
東京都台東区雷門2-11-9
TEL: 03-3841-1340

[営業時間]
11:00〜19:30

[木曜日 定休]


ざるそば
700円
かけそば 700円
のりかけそば 850円
花まきそば 850円
おかめそば 950円
山かけそば 1,000円
天ぷらそば 1,700円
天ざるそば 1,700円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@BAY DREAM FACTORY



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