▲店内はご覧のような落ち着いた雰囲気。


▲ざるそば。めんつゆの配置が左側がデフォルトなのか。それとも・・・。


▲やや白っぽい更級系だと思う。
茂野麺紀行 第60回
利久庵(横浜市中区)

10月21日、パシフィコ横浜で開催のNoodle Worldという麺に関する見本市に行ってきた。会場のパシフィコ横浜は、みなとみらいの一角にある。これらの一帯が開発されてからだいぶ時が経ったはずなのに、なんとなく今でもピカピカしていて、新しい。今でこそランドマークタワーは目新しさに欠けるものの、しかし、港に面しているロケーションやロマンチックなムードは日本を代表するお洒落なスポットではないだろうか。

Noodle Worldは、製粉会社、茂野製麺のような麺のメーカー、鰹節などの製造会社、製麺機のメーカーなどが一堂に会し、自社のアピールをする場である。業界向けのイベントなので、非常にレベルが高い。会場内ではラーメンや、そば、うどんの試食ができて、どれも街なかの専門店で食べるのと同等かそれ以上のクオリティだった。

夕刻、色々な試食をしたにも関わらず、せっかく横浜まで来たので欲を出し、茂野麺紀行のコンテンツの為に、麺を食べてゆくことにした。事前に横浜で美味しいとされるそば屋のランキングをチェックしたところ、関内の駅の近くの利久庵が現在の食べログでは1位だった。関内といえば、そう遠くはない。腹ごなしに歩いて行ってみた。

関内の駅近く、時刻は4時を過ぎていた。おそらくその時刻が一番空いているのだろうが、店内には先客が2組だけだった。広々としており、二階席もあるので、団体客も大丈夫なようだ。さすが横浜の老舗という落ち着いた雰囲気がとても良い。注文を取りに来るときに、お茶と一緒に週刊誌を持ってきてくれた。気の利いたサービスだ。

実はその時点で、パシフィコ横浜のイベントの試食で重くなった胃に十分な空きが無かった。従って、ざるそばを注文。お値段は780円。せいろうがいわゆる「もり」に当たるのか、それは730円。つまり、メニューが色々ある中で二番目に安いものを私は注文したわけだ。

730円とか780円というと決して安くは無い。でも、高くは無い。同じ価格帯のラーメンに比べるとボリューム感や具材の点で見劣りするかもしれないが(私もかつてそう思っていた)、手打ちのそばはその工程など見ているとお分かりのように、物凄い労力を使ってつくっているわけで、むしろそんな芸術品のようなそばが千円しない価格で食べられるのは、安いくらいなのだ。

そばはあまり黒くない色をしている。まずは海苔のかかっていないところを箸でひとすくいして、つゆにつけずに食べてみる。しゃきっと冷えている。うん、うまい。なんというか、きちんとエッジが立っていて、食感は言うことない。ほのかな甘みもある。今度は海苔と一緒にネギとわさびを入れたつゆで食べる。つゆは辛すぎず、これもなかなかいい味。

2011.10.21 Zaki



左: パシフィコ横浜の2階エントランスからの景観。
中: ランドマークタワーとともに、みなとみらいの象徴である観覧車。あいにくの天気なので、利用者は少ないようだ。
右: 利久庵のある関内界隈のメインストリート。近くには横浜スタジアムがある。

そば 「利久庵」
横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
TEL: 045-641-3035

[月〜土] 11:00〜20:30
定休日:日曜日


上つけ天
活き車海老二貫付
2,500円
鴨 ざる 1,450円
冷やし若鳥そば 1,150円
田毎(たごと)そば 1,050円
揚げ帆立と小海老の
みぞれそば
1,300円
つけとろろ 980円
冷やしかけとろろ 980円
ざる 780円
せいろう 730円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@ベイタウン・はっぴーもーる



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茂野麺紀行の情報(例えば価格など)は旅行者(記者)が現地を訪れた時点のものです。
また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。
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