▲間口はご覧のとおり狭い。
茂野麺紀行 第59回
大勝軒 茨城本店(茨城県龍ヶ崎市)

2011年9月24日。残暑は9月半ば頃まで続いていたものの、彼岸直前の台風を境目に急速に涼しくなった。この日も日中は暖かだったけれど、涼しい風が吹いていた。今回の麺紀行は、茨城県龍ヶ崎市のJR佐貫駅近くの大勝軒。中野からスタートした大勝軒はその後、山岸氏により東池袋の大勝軒として有名になり、そこから関東一円に広がり、その後、全国展開してゆく。その数多ある大勝軒の中でもこの茨城の大勝軒はまた特別な店である。

ネットからの情報によれば、山岸氏の元で修業した田代浩二氏がこの龍ヶ崎市佐貫の大勝軒を開き、人気を博したのだが、その後、その茨城大勝軒のフランチャイズや、独立店など多くの名店が誕生している。あの「とみ田」や、「角ふじ」、「無限大」も彼の一門であり、それらの店を含めて「こうじやグループ」と呼ばれている。

その総本山である茨城大勝軒なのであるが、行ってみて、あまりにも質素な佇まいに驚いてしまった。こじんまりとしている。間口も狭いし、店内もカウンターだけ。70店舗を優に超える勢いのあのこうじやグループの発祥地とはとても思えない。ただ、午後2時頃に店の前には数人の入店待ちがあった。確かに人気だ。並ぶのが嫌だったので、時間調節する為に、牛久沼まで行き、そして午後4時に再び店に戻る。

さすがに、その時刻は空いていた。先客が1人のみ。注文したばかりのようだ。私は入口から一番近い席に座った。店員さんはとても丁寧な挨拶をしてくれた。気持ちがいい。大勝軒といえば、もりそば(つけ麺)だが、このところつけ麺を食べる機会が多いので、敢えてラーメンにした。値段は680円。

スープは濃厚にして、しかし、まったくしつこくない。ちょっととろんとしている。麺は太目でもちもち。美味しい。ボリューム感もある。この辺りは東池袋の大勝軒の味をきっちりと押さえてある。但し、チャーシューは私の好みではない。どちらかといえば、大勝軒のチャーシューは噛みごたえのあるヘルシーなタイプ。私はとろとろの脂ギッシュなチャーシューが好きなのだ。もちろん、チャーシューも含めて大勝軒が好きな方々のほうが多い。
▲ らーめん(中盛り)

さて、前述にも少し触れた通り、龍ヶ崎に行ったら是非寄りたいのは牛久沼。のんびりと岸辺を散歩したい。野鳥の宝庫。白鳥の飼育する施設もある。東の岸辺からは、冬の晴れた日には遠く富士が眺められる。南岸からは牛久沼越しの筑波山が見事。大きな広場もあり、家族連れには最高。鉄道好きには、佐貫と竜ケ崎の短い区間を走る関東鉄道竜ヶ崎線も見ておきたい。電車ではなくディーゼル車がゆっくりと走る。東京のベッドタウンであるが、その辺りはまだまだ長閑(のどか)な景色が随所にある。

2011.9.30 Zaki


左:牛久沼越しに望む筑波山。 右:JR佐貫駅東口。
左:関東鉄道竜ヶ崎線の竜ケ崎駅。 右:同線の中間の駅「入地駅」。長閑な風景だ。


ラーメン 「大勝軒 茨城本店」
茨城県龍ケ崎市佐貫3丁目14-14
TEL: 0297-65-5877

[月〜金]
11:00〜15:30
17:30〜23:00
[土・日・祝]
11:00〜23:00
ランチ営業、日曜営業

(上は食べログから情報取得)

らーめん 680円
みそらーめん 780円
チャーシューめん 980円
もりそば(つけ麺) 680円
チャーシュー もりそば 980円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@ベイタウン・はっぴーもーる



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