茂野麺紀行 第50回
手打ちそば「蕎音(しずる)」(栃木県宇都宮市)

初冬の宇都宮へ行く。朝は寒く小雨が降っていた。宇都宮にはちょうどお昼時に着いた。午前中降っていた雨があがり、日がさしていた。空気が都内とは違うような気がした。人通りや、車の交通量も明らかに違う。まずは昼食。予めネットで人気そばの店をチェックしておいた。栃木県民はうどんよりもどちらかといえば、そばのほうが親しみがあるようだ。

宇都宮駅の東口から徒歩10分くらいのところにある蕎音(しずる)という手打ちそばの店。ビジネスホテルの1階のテナントである店舗は質素な山小屋風。落ち着いた雰囲気がある。店内は清潔な感じ。おそらくそう古くはないと思われる。メニューはざるそば(表記は「もりそば」である)のみ。1盛が500円。1.5盛が750円、というように1盛から半盛ごとに250円ずつ上がる料金の仕組みになっている。我々は1.5盛を注文する。

香り高い手打ちそばである。のど越しも良く、しっかりしたコシもある。大根の細切りも薬味についていたので、後半はそれを入れて食べる。つゆはやや甘め。従って、そばをたっぷり浸してもしょっぱくないので食べやすい。そば湯も美味しかった。暖簾越しにちらりと厨房のご主人を見ると若かった。おかみさん(と思われる)も若くて、かつ綺麗だった。愛想の良い笑顔が印象的。食べログで好評価な理由がわかる。

   
 
   左:  乗車していた列車は宇都宮行きだったが、久喜で快速に抜かれるというので、乗り換える。  
   右:  この辺りを走っている列車にはこんなボタンがあって、停車中にはこのボタンを押してドアを開閉する。いかに寒いかっちゅうことだよね。

 左:  宇都宮駅前。2階のコンコース。雰囲気としては大宮に似てなくもない。  
   右:  餃子の「スタミナ健太」のオブジェ。
東口は開発中で、同店のほか、「みんみん」などが仮店舗で出店している。

 
   左:  ここが蕎音(しずる)。駅から10分ほどのホテルの1階にある。ご覧のようにあまり目立たないが、宇都宮のそば屋としては人気店で行列も出来るという。  
   右:  そばの1.5盛。私にしてみると、もうちょい食べたいと思ってしまうが、普通の人だったらこのくらいがちょうどいいのかな。
 

夜、所用を終えてから再び宇都宮駅近辺に向かう。もちろん、餃子を食べに行くのだ。宇都宮に来たからには絶対に餃子は外せない。宇都宮の餃子を食べないということは、広島に行って牡蠣を食べないとか、仙台に行って牛タンを食べないというのと同様なことだ。店はもう決めていた。過去何度か宇都宮に来て、いくつかの店で餃子は食べているものの、一番人気の「宇都宮みんみん」は意外なことに未体験。今回は是非とも食べてゆきたい。

地元の方におつきあい頂き、焼き餃子、水餃子を食べる。皮はもちもちで、中はジューシー。具もたくさん入っていて大満足。餃子専門店ということで、ビールと餃子だけだが、大満足。店内はビジネスマン、家族連れで賑わっていた。考えてみれば、昨今、B級グルメが大人気で、またご当地グルメで町おこしというのも注目されているが、そういう分野では宇都宮はほぼ先駆者だったといえる。都内や、あるいはもっと遠方からも、わざわざ餃子を食べに足繁く宇都宮に通っている人もいるそうだ。特にこれから、空気がピリリとしてくるとまた一段と餃子が美味しくなる。

2010.12.14

 
左: 目抜き通り、しかもパルコのまん前にこんな立派な鳥居があって、しかも、背後には山もある。ここが二荒山神社の入り口。鳥居は太い木の幹。最近リニューアルした感じ。実際に触ってみると、ぬくもりを感じた。
右: 二荒山神社の階段を昇って境内へ。結構、急である。

左: 本店が休業なので、宇都宮駅東口店の「みんみん」に行く。我々が行ったときには10人くらい店外で待っていた。しかし、5分くらい待って入れた。回転はよさそうだ。
右: これが焼き餃子。1人前6個入り、240円。外見は揚げ餃子っぽいが、それはやや焦げた羽がついているからだ。羽はかりかり、皮はもちもち、そして、中はジューシーといった感じ。正嗣(やはり有名な宇都宮餃子の店)の餃子よりは若干皮が厚めかもしれない。

 

手打ちそば 「蕎音」
栃木県宇都宮市宿郷3-21-15
宇都宮リージェントホテル 1F
TEL: 028-633-0426

営業時間
11:30〜16:00
(そばが終わり次第終了)

定休日 木曜日


もりそば 500円
もりそば(1.5盛り) 750円
もりそば(2盛り)   1,000円
もりそば(2.5盛り)   1,250円


STAFF---撮影:Zaki  WEB制作:柴崎隆@ベイタウン・はっぴーもーる



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