「鎌倉日和」 / 茂野「麺紀行」
第46回 鎌倉山「檑亭」(らい亭)のそば(神奈川県鎌倉市)


2回目となる私の茂野麺紀行は、天気の良い4月上旬、春爛漫の鎌倉山「らい亭」を訪れました。鎌倉山の豊かな自然の中でいただく「らい亭」のお蕎麦の魅力をお伝えしたいと思います。

大船駅前からバスに乗り、「鎌倉山」で下車すると、そこでは満開の桜が私達を迎えてくれました。その桜に誘われるように、私達一行はそこから鎌倉駅方面行きの別のバスに乗り換えるのをやめ、緩やかな坂道を歩いてらい亭に向かいました。鎌倉山は、昭和の初めに高級分譲別荘地として開発され、自然の中に邸宅が立ち並ぶとても美しい街です。らい亭はその鎌倉山の中ほどに位置します。趣きのある古民家のような建物(食事処)と、起伏を生かした広大で緑豊かな素晴らしい庭園です。

たっぷりと森林浴をしてちょうどお腹もすいてきました。大きな山門をくぐり、庭園を歩いて店内に入ると、平日にもかかわらずたくさんのお客さんで賑わっています。私は蕎麦定食(上の写真・2,625円)をいただきました。同行のスタッフはシンプルにせいろ(もり蕎麦)を注文しました。せっかく鎌倉に来たので、色々なものを食べたいという計算をしてセーブしていたようです。(笑)

蕎麦定食は、お蕎麦、天ぷら、煮物、あえ物、フルーツがのった、とても上品なお膳でした。お蕎麦は質の良い更科系です。コシがあり、喉越しも良く美味しくいただきました。欲を言えば、お蕎麦の量はもう少し多くてもいいかと思います。つゆはやや甘めで品の良さを感じます。ここでは、ただ美味しいお蕎麦を味わうだけではなく、ウグイスの鳴くお庭を眺めながらゆったりといただく、という贅沢が味わえるのです。ちょっと高めの料金も納得できます。

鎌倉は春・夏・秋・冬・どの季節も色鮮やかな四季を感じることが出来ます。今回私達は、あちらこちらで春の息吹を感じながら、野鳥がさえずり、木々の間から暖かい日差しが差日込む鎌倉山をたっぷりと歩くことができました。素敵な風景に思わずカメラのシャッターを押し続けました。5月になれば新緑も見事でしょうね。あるいは紅葉の季節もさぞ素晴らしいことでしょう。皆様も是非、鎌倉山を散歩されてみてはいかがでしょうか。きっと四季彩々の鎌倉に満足して頂けると思います。ではこの辺で失礼いたします。また次回お会いいたしましょう。

2010.4.16 ケイ・MIZ
(現地を訪れたのは4月上旬です。)



左: 東京駅の東海道線ホームにて。11時をややまわった頃に出発。目的地はバスの発着所である大船駅。横須賀・総武線でも行けますよ。
中: 大船駅のロータリーから京急バスに乗車。
右: 終点の鎌倉山停留場で降ります。ちょうど桜の花が見頃でした。ここかららい亭は、大仏経由の鎌倉駅方面のバスに乗り換えてもいいですし、歩いても行けます。私達はハイキングも兼ねて歩きました。

左: らい亭の山門(入り口)です。入園料として500円かかりますが、中で食事するときに500円の食券として使えます。
中: この日は比較的暖かく、初夏を思わせる日差しでした。
園内は広く、見所もたっぷり。カメラは必携ですね。桜も随所に乱れ咲いておりました。。
右: 食事処は、鎌倉山を開発された実業家さんのお屋敷だったいうことでした。この日は鯉のぼりがお出迎えしてくれました。

左: 冷たくて、しゃきっとしたおそばは、とても美味しかったです。やや白っぽいので更科系でしょうね。せいろは男の人には少ないと思います。。
中: 食事の後に再び園内をお散歩しました。これは八角堂ですね。とても上品なワンポイントになっております。また、竹林や羅漢像なども配置されていて、長くいても飽きることはありません。
右: 園内にある甘味どころで、そば汁粉なるものを食べました。アツアツのお汁粉の中に入っているのはおそば。初めてです。意外に美味しかったです。量も多くお腹いっぱいになりました。


そば・日本料理 檑亭
神奈川県鎌倉市鎌倉山3-1-1
TEL:0467-32-5656

- ホームページ -


おせいろ 882円
松の葉そば 945円
山かけそば 997円
そばとろ 997円
鴨なんばん 1,522円
天ぷらそば 1.522円
そば定食 2,625円
季節弁当 3,675円
会席四季膳 6,300円

らい亭へは、どの電車、モノレールの駅からも遠いので、大船駅、または鎌倉駅からバスで行かれることをお薦めいたします。

■ 鎌倉駅より15分(京浜急行バス利用)
  「鎌倉山」行または「鎌倉山」経由に乗車し「高砂」下車。

■ 大船駅より15分(京浜急行バス利用)
  「鎌倉山」行または「鎌倉山経由江ノ島」行に乗車。
  「鎌倉山」バス停で下車、「鎌倉駅」行に乗り換え「高砂」下車。


筆者紹介

名前:ケイ・MIZ/職業:主婦/特技:ピアノ、イラスト、写真
好きなもの:ラーメンやうどんなど麺類全般、赤ワイン
家事、子育てをしながら音楽活動をしていたが、とあるフリーパーパーの編集長から、イラストレーター、ライターとしての才能を見出され、アルバイト的に文筆業をスタートする。「茂野麺紀行」は以前から愛読していたという。


STAFF---WEB制作:コウイチ@Bay Dream Factory/撮影:柴崎隆@ベイタウン・はっぴーもーる



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茂野麺紀行の情報(例えば価格など)は旅行者(記者)が現地を訪れた時点のものです。
また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。




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