茂野「麺紀行」
第43回 「濱野屋」のほうとう(山梨県大月市)

山梨県にドライブなどで行った際、帰りに良く食べるのが"ほうとう”である。大月は東京からも近いし、また甲府方面と富士山・河口湖方面への高速道路や幹線道路、また鉄道などの分岐点のある街なので、私は良く立ち寄ることが多い。特に国道20号沿いの”ほうとう”の看板のある食堂にぶらっと寄る。今回は、三つ峠山の登山の帰りに大月駅前の老舗の料理屋さんで”ほうとう”を食べてみることにした。創業100年と言われる濱野屋という店だ。

店は二つの入り口がある。駅に近いほうの入り口から入ると、店内は洋食レストランのようであり(あとから分かったが、鉄板焼きの店だった)、奥まった駐車場のあるある和風の玄関から入る老舗の旅館のような雰囲気である。2階は座敷になっているそうだ。私は一人だったので前述のレストラン風のテーブル席に座った。そして「ほうとう御膳」を食べる。お値段は1,575円(税込み)とやや高め。

感想は、量的には文句なし。"ほうとう"というと、かぼちゃが苦手という人には敬遠されるが、それほどかぼちゃが目だっている感じではなかった。逆に汁がさらさらし過ぎているかもしれない。麺は、もちもちしているが、コシはあまり無かった。小皿の卯の花と、もずく酢が付いている。欲というならば、1,300円くらいの値段設定にしてくれると嬉しい。これから寒くなる季節だ。アツアツの”ほうとう”はますます美味しくなる。

食べ終わってからすぐに東京方面へとクルマを走らす。大月の街は桂川沿いに細長く広がっている。暗くなっていてまったく見えなかったが、大月にはランドマーク的な存在である、ごつごつした岩肌の岩殿山がそびえている。中央線の電車に乗っても目立つ山である。ロッククライマーの練習場所にもなっている。標高は634メートル。戦国時代には小山田氏の居城でもあった。以前から一度は登りたいと思っていた。次に同地を訪れるときには是非登ってみたい。


左: 夕暮れの国道20号線。向こうは笹子方面。有名な笹子トンネルを抜けて甲府盆地へと出る。
撮影場所は桂川の橋の上。
中: 大月駅。中央線をここで富士急に乗り換えると河口湖方面へ行ける。もちろん、直通もある。
大月は都心への通勤圏でもある。
右: 見た目には"きしめん"のようだが、きしめんよりは厚めで、むしろ、うどんに近い。


濱野屋
山梨県大月市大月1-2-17
電話 :0554-22-1372
11:00〜21:30 (L .O.)
- ホームページ -


ほうとう御膳 1,575円
濱野屋御膳 2,100円
濱野屋お重 1,575円
松花堂懐石御膳 2,625円
牛肉柳川鍋御膳 1,365円
牛ほうろく鍋御膳 2,100円
茶そば 1,050円

2009/12/20 文・写真: 柴崎 隆
同地を訪れたのは11月の初旬です。



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また、味などの感想についてはあくまでも旅行者の主観によるものです。




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