茂野「麺紀行」 第28回 「神橋庵」(日光市)のゆばそば



上:有名な神橋と大谷川の急流。
下:日光物産商会の建物。
  この建物の中に神橋庵がある。
7月31日、束の間の夏休み、そして避暑に日光を訪れた。日光は四季それぞれの良さがある。奥日光は、例えば標高1,400m以上の戦場ヶ原では、真夏でも涼しい。天然のクーラーなのだ。東照宮のある辺りは、戦場ヶ原や中禅寺湖の辺りに比べると、確かに標高がだいぶ下がる。しかし、鬱蒼とした森に囲まれているせいか、それとも神橋の架かる大谷川の清流がもたらす冷気のせいか、涼しげである。

今回の麺紀行は、その神橋の袂。東照宮の近く、日光金谷ホテルの入り口にでんと構えている大きな館の中にあるお蕎麦屋さん「神橋庵」。大きな寺社のような建物そのものが文化財で、内外に日光彫の装飾が施してある。所有者の日光物産商会のホームページによると、元々は日光金谷ホテルが経営していたらしい。

日光の名物と言えば、「ゆば」(湯波)。観光ガイドや、ホームページによると「ゆばそば」も名物のひとつである。今回も実は事前にチェックし、是非その名物の「ゆばそば」を食べようということを決めていた。しかし、現地に行くとあまりにもお店の選択肢が有りすぎて、迷ってしまい、単にその後見学に訪れる予定だった東照宮に近いという理由でその店に決めた。

店に入ったのは正午を少し回ったくらい。平日ということもあって、それほど混んではいなかった。店は程よく古びた感じで、隣のお土産屋さんとは続きになっていて、お土産を物色する観光客や、2階のレストランへの古風な階段も眺められるので、楽しい。大きな旅館の中の一角にあるお蕎麦屋さんという風情だ。

注文はもちろん「ゆばそば」。生ゆばがそばに乗っているだけのシンプルなもの。一見すると、錦糸玉子が乗っているようにも思える。しかし、シンプルが故に美味しい。生ゆばは、そばの硬さほどではないにしろ、きゅっとした適度な歯ごたえで、それ単体でも、そばと絡めても楽しめる。噛んでいるうちに、なんとも言えないコクが広がる。あっさりしているけど、脂が乗っているというような感じ。

「ゆばそば」は、1,050円。観光地だから少し高めだけれど、日光に行ったからには是非食べておきたい一品だ。温かい「ゆばそば」も、また「ゆばうどん」もある。ユニークなのは「ゆばラーメン」。そばを食べた後にはキツイので、遠慮しておいたが、一度体験してみたい。案外イケルのではないかと思った。日光の地ビール(682円)もある。

2008/8/16 Zaki



左: 神橋庵の店内の様子。ほの暗い感じが落着ける。隣がみやげ物店。
中: 日光は名水どころでもある。神橋庵からほど近い日光総合支所前の湧き水。
右: 陽明門(東照宮)までは、神橋庵からだいたい20分くらいのちょうど良い散歩コース。


「神橋庵」(そば)
日光市 上鉢石1024
TEL 0288-54-1108
FAX 0288-54-1109


ゆばそば・うどん
1,050円

ゆばづくし弁当
2,100円

鴨南蛮そば・うどん
1,260円

生ゆば刺身
630円


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