茂野「麺紀行」 第22回 「純連」の味噌ラーメン

濃厚な味の「純連」の味噌ラーメン。。
高田馬場駅を降り、早稲田通りを西に歩いてゆくと、左右に有名ラーメン店がひしめきあっている処に出る。さすが学生の街だけあって、どの店も若者で大盛況。特に最近人気バツグンの「ラーメン二郎」は常時列が出来ている。美味しく、値段が安く、そして量が多いというのが人気の要因だとか。冬の夜。私が行った午後7時半の時点ではおそらく30分以上待つのでは、と最後尾の常連らしい若者が言った。列には私のような社会人とおぼしきタイプの人間が一人もいないので、列に並ぶのに躊躇し、結局、違う店に行くことになった。

この界隈は、僅か100mくらいの間、道の両側に、「ラーメン二郎高田馬場店」、「味一」、和風とんこつの「なるきす」、「担々麺房」、「ぼたん」(博多ラーメン)、「陣麻家」(担々麺)、「純連」、ラーメンハウス「ABC」、ちょっと入ったところに「じげん」というラーメン屋が連なっている。ラーメン銀座と呼んでも過言ではない。相乗効果もあるだろうし、一方、激戦区でもある。

私は、特に評判の高いさっぽろラーメンの「純連」に入ってみることにした。同店はラーメンフリークだったら絶対に一度くらい行っているくらい有名な店である。私は、麺紀行と名乗るリポーターのクセに、申し訳ないが、一度も食べていない。それに、入るまでは殆ど予備知識もなかった。単に有名な店なのに、それほど並んでいないな、とくらいしか思ってなかった。ところが甘かった。外観の写真を撮る為に道路を渡り、2、3回シャッターを切っただけなのに、いきなり、十人くらい並んでしまったのだ。慌てて、道路を横切り、最後尾に並ぶ。この調子だと30分コースだ。

それでもターゲットを絞った以上、今更他の店に行くのは出来ない。長年、有名店でも並んでまで食べたいとは思ったことがなかった。今回は並ぶという行為そのものも含めて、いったいどんなものなのかをリポートするつもりで、自分に言い聞かせた。私が並んですぐに、更に私の後にもサラリーマンの男性が並んだ。暖簾の隙間から店内が少し見えたが、「ラーメン二郎」のように学生だけが入っているわけではないことが分かった。少し安心。
この界隈で一番人気の店、「ラーメン二郎」。文字通り長蛇の列。最後尾は、右端から、折れて、更に路地へと続く。
並ぶこと30分。ほぼ予想通りだ。私の一人前の若者が、「この店、回転が早いから待つのは案外15分くらいだよ。」と楽観して言っていたので、ひょっとしたらという期待もあったが、しかし、やはりそんなことはなかった。タイミングも悪かったのだろう。午後8時。気温も低いので、体が冷えてきた。早くアツアツのラーメンを食べたい。

食券を買う。もちろん、味噌の大盛。しかし、普通盛が800円で大盛りが900円。いくら美味しいからって、ちょっと高くないか。味噌チャーシューにいたっては、1000円だ。ただ、チャーシューが5枚入っているということで、800円の味噌ラーメンからの相対的な金額だったら安い。かといって、私の薄給では900円だの1000円だのは非常に痛い。あと100円くらいなんとか安くしてくれないだろうか。

店内はコの字型のカウンタのみである。周囲にメニューなどの張り紙もなく、シンプルである。入り口から正面にはテレビがあって、注文してから待つ間の退屈しのぎには良い。さて、いよいよ私の前に味噌大盛りが置かれた。先ずは写真を素早く撮り、そして、スープを一口すする。熱い。物凄く熱い。濃厚な脂ぎったスープがヤケドしそうなくらいの熱を持っている。もちろん、熱いほうが旨いのだ。

麺は濃い黄色。やや太めで適度なコシがある。濃厚なスープとの絡み具合が良い。文句無く美味しい。ただ、私の好みから言えば、もう少しあっさりしていたほうが良い。それはおそらく年齢的なものもあるのかもしれない。それだけ「純連」の味噌ラーメンはこってりした味なのである。仮に私の歳が10年前だったら、もっと美味しく感じていたかもしれない。いずれにしても、今までに味わったことのない味噌ラーメンであることには間違いない。

「純連」(東京店)  Websit
〒101-0041
東京都新宿区高田馬場3-12-8
TEL: 03-5338-8533

カウンタ 17席

味噌ラーメン 800円
醤油ラーメン 800円
塩ラーメン 800円
チャーシューメン 1000円
チャーハン 680円

最寄り駅
【地下鉄東西線 高田馬場駅】 徒歩6分
[JR山手線 高田馬場駅】 徒歩6分

地図(純連公式サイトより)

入り口から観る限り、厨房に2人、ホール(女性)が1人と3人が切り盛りしていた。

2008/1/10 Zaki



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