茂野麺紀行 File No.017
ホープ軒の「ラーメン」


茂野「麺紀行」 第18回 外苑前のホープ軒

深夜のホープ軒。タクシーの運転手さんなどに好評を博している。
「麺紀行」と題打って徒然なるがままに麺の食べ歩き(もしくは食べある記)をしているうちに回を重ね、もう18回になってしまったことに驚く。もちろん、このシリーズに掲載しなかった数多くの美味しい出会いがあった。それらは、掲載に値するだけのものが無かったかというと、そうではなくて、単に記者の物理的な執筆する時間の捻出が出来なかっただけのこである。つまり能力的なものである。いずれ、時間があれば、読者の方々からのご要望があれば、時期を逸したリポートなども追加でアップしたい。

さて私(記者)は、年間を通じて果たしてどのくらいのお店に行っているのだろう。自分でも想像もつかない。家で食べているのも含めると、おそらくほぼ毎日麺を食べているのではないかと思う。それだけ麺好きである。しかも、毎日食べても麺は飽きない。ざるそばも、ざるうどんも、温かいおそばも、ラーメンも、冷やし中華も、更に、スパゲティも麺の範疇に入れれば、一年中楽しめる。食欲の無いときでも、例えばそうめんだったら、さらさらっと入ってしまうから不思議だ。2007年夏は、猛暑だっただけに何度もそうめんを食べた。もちろん、茂野の「味涼み(そうめん)」。

不思議なことに、あれだけラーメンのうまい店、うどんのうまい店、そばのうまい店というのが評判になるのに、そうめんがうまい店というのはあまり耳にしたことがない。夏になると当然そうめんは流行るのに、そうめんを主力の商品にしている店は無いものだろうか。では今回、そうめんの美味しい店の取材がこの後の文章に続くのかと思いきや、いきなりラーメンの話に移る。そうめんのネタは残念ながらストックが無いので、以降、事前にきっちりと調査し、そうめんの美味しい店を是非とも「茂野・麺紀行」に加えたいものである。

前置きが長くなった。暑い夏に冷え冷えのそうめんが美味しいのとは対象的に、実は暑いときに更に汗をかいて熱いラーメンを食べるのもまた一興である。辛いラーメンもいい。担々麺もその中のひとつの選択肢だ。また、とんこつスープのギトギトのラーメンもいい。スタミナがつくような感じになる。今回訪れたのは神宮外苑にかなり古くから個性的な味でたくさんの人々から愛されているホープ軒。豚の背脂がたっぷりの、ギトギトラーメンの草分け的な存在である。一番上の写真は同店の中で一番人気のラーメン。他にモヤシたっぷりのモヤシラーメンや大降りのチャーシューがドドーンと載っているチャーシューメンなどがある。

近くに神宮球場もあるので、試合観戦の後で立ち寄る人も多い。
ホープ軒を記者が知ったのは今から25〜6年くらい前だろうか。ホープ軒の創業はホームページによると45年前だから、私が知ったのはそれほど早いときではないらしい。私が通い出した当時もかなり人気があり、また、タクシーの運転手さんなどからも絶大な人気があった。だが、一般的にそれほど広く知れ渡ってはいなかったし、今のように、ネットも無かったし、お洒落なタウン誌のラーメン特集などもなかったから、殆ど口コミで評判が広がっていたのかもしれない。

バブルの最盛期には、原宿や青山の青年実業家風な人々も、それから、六本木辺りで踊っていて、深夜になったという感じの若者も多く流れてきていた。立ち食いで、決して綺麗とは言えない店の造りが、逆に横文字関係の職を持つ人たちにもウケたのかもしれない。深夜、このラーメンを食べて、そして、口直しにさっぱりとした冷たいジャスミンティーを飲み、ちょっとすえた匂いのするオシボリで顔を拭き、そして帰宅するというライフスタイルも案外お洒落なのかもしれない。

味は、今でこそ驚かなくなったが、前述の通り、背脂がこれでもか、というくらいに載っていて、当初はかなりインパクトがあった。どうしてもこの手が苦手だという方にはお薦めしないが、意外にあっさりしている。もちもちっとした太目の麺との相性もいい。その日のうちに誰とも会わないというのであれば、トッピングに(無料の)にんにくを少し入れると更に美味しくなること間違いない。夏の深夜もいいし、真冬の夜更けに食べるのもいい。食べた後、火照った頬に冷たい北風が心地いい。



上は、まだ宵の口(午後9時)のホープ軒。深夜にかけてどんどんお客さんが増えてくる。
撮影は通称キラー通り(外苑西通り)の反対側から。

「ホープ軒」
年中無休
03-3405-4249
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9

ラーメン 650円
チャーシューメン 850円
ネギラーメン 800円
モヤシラーメン 750円
大盛りラーメン 800円

最寄り駅
【都営大江戸線】
「国立競技場前駅」下車 徒歩5分

【JR総武線】
「千駄ヶ谷駅」下車 徒歩10分

【JR山手線】
「原宿駅」下車 徒歩15分
本店(神宮外苑店)のアクセスは、上の画像をクリックするとヤフーの地図を見ることができますので、ご確認ください。

ホープ軒 ウェブサイト

「ホープ軒」 古川橋店
年中無休(お盆休み、正月休み有り)
03-7963-3026
東京都港区南麻布2丁目13 -21


最寄り駅
【東京メトロ南北線・都営三田線】
白金高輪駅:出口3より徒歩5分
--- 関連 ---

ラーメン香月  
東京都渋谷区恵比寿西1-10-8
Tel:03-3496-6885
(営業時間)24時間営業


ホープ軒本舗 吉祥寺店  
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-12
Te:0422-20-0530
(営業時間)11:30 〜 3:00 年中無休

ホープ軒本舗 大塚店
東京都豊島区北大塚2-14-8
Tel:03-3940-0982
(営業時間)11:30 〜 2:00 日曜日休

ホープ軒本舗 杉並店  
東京都杉並区梅里1-1-46
Tel:03-3940-0982
(営業時間)11:30 〜 2:00 日曜日休

2007/9/14 Zaki

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ベイタウンラーメン
幕張ベイタウンは、千葉市美浜区の東京湾沿いに十数年前に誕生した新しい都市です。今、そこでオリジナル商品が続々と開発されております。その一環としてベイタウンラーメンが企画されました。ベイタウン商店会と茂野製麺のコラボレーションです。2007年2月10日からベイタウンの色々なお店で好評販売中です。詰合せギフトもあります。


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