茂野麺紀行 File No.015
「桜えびそば」
(東京都 JR大塚駅近く)

茂野「麺紀行」 第15回 桜えび そば「鐘庵」 東京都豊島区(大塚駅近く)

美味しいものに出会ったり、いい人に出会ったりするととてもいい気持ちになるものだ。今日はまさにそんな一日だった。JR大塚駅近くの「鐘庵」に行って桜えびそばを食べたことがその原因。

この季節、夕刻まで暖かくて、緑の匂いが何処からともなく薫ってくる。JR大塚駅は賑やかだけど、どことなく田舎っぽさもあり、落ち着いた雰囲気。都電が交差し、駅前の道路を走っているのがたまらなく郷愁を感じる一因でもある。

筆者は所用で、滅多に立ち寄らない大塚にやってきた。このリポーターをやるようになってから、外での食事は必ず麺にするようにしている。しかし、嫌々ではない。麺は毎日食べても飽きない。そして、いろいろな場所に出向くことでいろいろな味に出会える。今回の「鐘庵」は静岡に本部のあるフランチャイズ店である。静岡の名物の「桜えび」と「そば」の組み合わせが、都内では珍しいのと、店頭のおいしそうな看板に惹かれてついつい店の中に入ってしまった。

店員さんに愛想よく迎えてもらった。お店がそれほど忙しくなさそうな時間帯だったのか、私の不躾な質問にも矢継ぎ早に答えてくれた。先ほど都内では珍しいという書き方をしたが、それもそのはず、この大塚店と、新大久保店、そして八王子の3店舗しかないらしい。まだまだ知らない人が多いのだ。これから、どんどんフランチャイズ店を増やしてゆくのだそうだ。


さて、私の注文した「桜えびそば」が運ばれてきた。それが一番上の写真。つゆはやや薄めで上品な感じ。ホームページによると小魚で丁寧に取った出汁だとか。麺は細めでコシのある系統だ。そして、桜えび。文句なく美味しい。さくさくっとしている。いい油で、ちゃちゃちゃっと約10秒で揚げるらしく、その独自の技法が風味を損なわず、一番ベストのさくさく感を出しているのだろう。

もちろん、そばの上に載せるとどうしてもつゆが染みてくるので、くた〜っとなってしまうのが普通だが、海老のさくさく感がが失われることは無い。周囲の衣は自然にスープの中にうまい出汁として溶けてゆく。実に美味しい。小麦粉をこれでもかというくらい大量に使った「かき揚げそば」とはまったく異なる食べ物である。

名物はそれだけではない。セルフサービスのおでんもまた静岡の名物。特に「黒はんぺん」。最近はビールのコマーシャルでも紹介され、ちょっとしたブームだ。独自の味噌だれとカラシで頂く。表面に出汁粉(小魚から取った出汁の粉)をかけると更に美味しくなる。おでんはどれでも80円。

左は、とても気さくに応対してくださったSさん。それから、お若い女性の店員さんのお二人も感じよかった。冒頭に戻るが、食べ物屋さんは単に美味しいだけじゃなくて、雰囲気だったり接客だったりというのが非常に重要なのだと改めて思った。また、店内にかかるBGMが初期の頃のビートルズだけだったのが印象的。人によって好みもあるのだが、とりあえずはお店の個性としてOKだと思う。

「鐘庵」(大塚店)
11:00〜24:00 年中無休
03-5394-1210
東京都豊島区北大塚2-6-3
主なメニュー
かけそば・うどん 350円
桜えびそば・うどん 550円
おろしそば・うどん 400円
地図を拡大します
上の地図をクリックすることで、地図が拡大いたします。

右は「鐘庵」の入り口。やや狭く見えるけれど、中は意外に広い。

2007/5/16 Zaki

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