茂野麺紀行 File No.013
「兵隊家」
(東京都大田区)


茂野「麺紀行」 第13回 手打ちそば「兵隊家」 東京都大田区田園調布

田園調布というとお屋敷が並んでいて、というイメージがあり、なにか敷居が高いようなイメージがある。確かに今回ご紹介する「兵隊家」は立派な門構えの住宅街に立地するが、決して高級感を売りにしているわけではない
どちらかといえば、庶民的なくつろげる雰囲気である。お値段もごく一般的なお蕎麦屋さんと大して変らないと思う。また、土地代が高いだろうに、駐車場があるので、車でも食べに行けるのは有り難い。
*同店には別館もあり、そちらは高級感がある。

まず、気になるのが、「兵隊家」という屋号。いったいどうして、と思って、お店の方にお聞きしようと思ったのだが、生憎、日曜の午後7時頃で、一番忙しいときに行ってしまったので、直接お聞きすることが出来なかった。同行した人物はこの近所にお住いでよくこの店に訪れるという。しかし、その方も名前の由来を知らなかった。後日、ネットで検索したところ、個人で作られているホームページに、「ご先祖様が兵隊に行ったから」とあった。なんとなくそういう気がしたので、意外にあっけない答えだった。

外観の写真は右上。落ち着いた感じ。駐車場との間に坪庭よりも小さく細長いミニミニ庭園があって、しかし、それがまた良い雰囲気を醸し出している。この日はせっかく夜行ったので、お酒を飲むことにした。同行者が「そば湯」で割る焼酎が良いと薦めたので、それを注文する。注文するときには空いていたのに、それから十分もしないうちに満席となる。人気店だ。



焼酎は上の写真にあるように、オリジナルの徳利に入って出てきた。味は素朴な感じ。やや甘めで、とろっとしていて、さらさらっとしたそば湯と焼酎はバツグンの相性である。これなら何杯でも飲めてしまう。ツマミはホタルイカと、出汁巻き玉子。どちらも美味しい。出汁巻き玉子はアツアツで、はふはふしながら食べた。甘味加減もちょうど良い。それから、刺身や、寿司もメニューにあったので、注文する。

満席でも雰囲気が良いので、どかっと腰を落ち着けて、ゆっくり酒を飲むことができる。周囲を見渡すと、時間帯がそうなのか、ファミリーで食事に来られている方々が多かった。若いパパとママのご家族も2組おられた。そのうちの1家族が我々が店を出るときに一緒だったのだが、高級外車で来られていた。場所柄が客層に反映している典型的な例なのだろうか。

ツマミを食べながら、ちびりちびりそば焼酎をやっているうちに、かなり満腹になってしまった。麺紀行というからには、そばを食べてゆかねばならない。幸い、麺であれば筆者の胃袋はつるつるっと入っていってしまうので、いくらでも食べられてしまう。それに、飲んだ後のそばは格別である。そばのメニューにもいろいろあっって迷ってしまう。今回は「田舎そば」を食べた。粗挽きのそば粉。コシは文句無く強く、しゃきっとしている。

サプライズは、このお店のわさびは本物を自身で摩り下ろすのだ。それはとても嬉しい。やはり風味が全然違う。本物のわさびが付いてくるお店はそう多くないはず。贅沢感を味わえる。かえしもうまい。濃い目の味は、江戸の下町の味だった。

2007/5/10 Zaki


手打ちそば 「兵隊屋」
営業時間
 11:00〜20:00  定休日:木曜日
電話: 03-3721-3406
東京都大田区田園調布3-14-10

http://www.heitaiya.co.jp/index.html

上は同店のHPより 「会津雄国(おぐに)そば」800円



茂野「麺紀行」 インデックスページ(1)へ
BACK
NEXT


ルチン(ビタミンの一種)を豊富に含む韃靼そばは、美容と健康に良いと言われております。人気商品です。このセット(商品番号:71112)は、1袋200グラムが12袋入りです。お買求めは、当サイトの通販限定・乾麺のページをご覧ください。


お問い合わせ先: 電話でのご注文:0120-44-1351
Copyright 2001-2003 Shigeno Seimen, Inc. All rights reserved.