茂野麺紀行 File No.011
「神田まつや」
(東京都千代田区)

茂野「麺紀行」 第11回 手打ちそば「神田まつや」 東京都千代田区

神田には全国的に有名な蕎麦の店が2店ある。しかも、ごく近所同士である。ひとつには江戸っ子の蕎麦といえば ここ。更に日本のそば文化の中心的な役割を果たしていると言っても過言でない「藪そば」。黒塀に囲まれた料亭 のような造り。そこから200mくらいの場所にあるのが今回ご紹介する「神田まつや」である。

「神田まつや」は須田町にあり、靖国通りからも大正時代に建てられたという趣のある佇まいを見ることが出来る。大きな2つの提灯が目印。つい最近移転してしまった交通博物館にも近い。入り口は2つあり、右側が入り口専用。左は出口専用となっている。つまり一方通行。大変繁盛しているお店だからこういう工夫が必要なのである。

記者が訪れたのは1月中旬頃。いつ行っても混んでいるという噂があったので、思い切って午後3時をまわった頃に行った。それでもお客さんは6割くらい入っていたのではないだろうか。照明を暗めにしているので、落ち着いた雰囲気。壁に架る柱時計も風情を演出している。そしてなんと言っても明るい店員さん達の掛け声。江戸のそばはこうじゃなくちゃ。

一番奥まった席に座る。まだ日も高いし、仕事中なので、御酒を注文したいのをぐっと堪え、シンプルに「もり」を注文する。正直言うと、記者は「藪」には数回行ったことがあるが、「神田まつや」は初めてである。まずは一番基本な「もり」を食べてから、気に入ったら、次回は「てんぷらそば」を食べようと思っていた。また、ネットで前評判を調べていたら焼き鳥が旨いという。それもまた次回にしよう。

それにしても「もり」と「かけ」が550円。手打ちそばとは思えない価格である。やはりネットで調べた前評判によると、この価格も含めて、「神田まつや」は庶民的なところが多くのファンを集めている原因とか。庶民的という点では店員さんの愛想がいいところも嬉しい。まだ食べていない段階でも記者は結構満足していた。

約10分くらい待っていると記者の注文した「もり」が運ばれてきた。写真を撮ってから早速食べる。濃いかえし(めんつゆ)なので、少しだけつけてからすするが、辛口と言われているほどではないという感じがした。たっぷりつけても大丈夫だった。かつおのいい出汁が効いている。つゆは文句なくいい味だ。

そして、そば。いやあ、さすがに人気店だけあって、なんと表現していいのか分からないくらい美味しい。しこしこしている。コシの強さは私の好みだ。割り箸の袋に「当店の麺には鶏卵を使用しています。」と書いてある。蕎麦に鶏卵とは少し驚いたが、微妙な固さはその鶏卵のツナギによるものなのか、次回伺ったときにでも聞いてみたい。とにかくこれだけの味が550円で味わえるのだ。焼き鳥も食べたいので、今度は混雑を覚悟で夜に訪れたい。


左: 帳場に座る若女将。手にしているは茂野製麺とのコラボレーションの手折りめん(乾麺)。
中: 若い職人さんが打つそば。かなりの重労働である。
右: まるで機械のように正確に切る。熟練していないと出来ない技である。

お勘定をするために一番奥の帳場に行ったら、若くて綺麗で愛想の良い女性が座っていた。なんと、若女将さんである。老舗だからてっきりお年寄りが切り盛りしているのかと勝手に想像していたら、帳場もそしてそばを打っている職人さんも若い方々だった。伝統ある「神田まつや」の味を更にしっかり後世に伝えてゆく意気込みを感じた。

右の写真の上は現社長、明治から続いている由緒ある「神田まつや」の5代目の主。撮影は仕事場の近くの喫茶店で。今度は是非、正装したお姿を拝見したい。下は若旦那。かなりいい男だ。若女将さんが美人なのも頷ける。真面目で一所懸命な感じの人柄がにじみ出ている。

尚、「神田まつや」が監修の手折りめん(乾麺)セットを茂野製麺が製造している。同店でももちろん販売しているが、茂野製麺のホームページでもネット販売している。前述の旨い「めんつゆ」も付いている。同店になかなか行けない遠方の方、ご多忙の方は是非ご利用ください。
お買求めは▼(以下)のページ。
>>> http://www.shigeno.co.jp/shop01/matsuya.htm
「神田まつやの手折りめん」の販売ページ

2007/2/14 Zaki


手打ちそば 「神田まつや」
営業時間
月〜金 11:00〜20:00
土・祝 11:00〜19:00
定休日 日曜日
http://www.kanda-matsuya.jp/
電話: 03-3251-1556
〒101-0041 東京都千代田区
神田須田町1-13


地図をクリックすると拡大致します。

JR神田駅東口 徒歩5分 
地下鉄丸の内線淡路町駅A3出口 徒歩1分 
地下鉄都営新宿線小川町駅A3出口 徒歩1分


主なメニュー
もり又はかけ 550円
ごまそば 700円
花巻 800円
納豆そば 850円
そばとろ 850円

店頭にあるミニ庭園。都会の一服の清涼剤。


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