茂野麺紀行 File No.010
「博士ラーメン」
(千葉県鎌ヶ谷市)

茂野「麺紀行」 第10回 「博士ラーメン本店・別館」 千葉県鎌ヶ谷市

麺紀行で訪ねるお店は、特に基準を設けているわけではない。従って、そこそこ有名なお店もあるし、そうでもないお店もある。また、記者の気まぐれでいきなり訪問する場合もあるし、事前に下調べをし、綿密なスケジュールを決めてアポイントを取る場合もある。時には、お店の方にお話をお聞きする場合もあるし、忙しそうにしているときには、まったく会話しない場合もある。今回の「博士ラーメン」は、茂野製麺本社から比較的近いので、何度か立ち寄る機会があったものの、いつも忙しそうにしているので、店に入るのを躊躇していた。今回は意を決して店内に入ったものの、やはり会話するのが難しい状況にあった。

正午をやや回ったところ。山小屋風のお店はほぼ満員。合い席だったが、1席空いたので、辛うじて並ばずに済んだ。記者より早く座って待っている人は10人くらい。注文してからも少し待ちそうだ。記者は迷いなく「特製正油ラーメン」(550円・税別)を注文する。事前にインターネットで調べたところ、特正油ラーメンは、「茨城で130年続く老舗の醤油を使用。地豚を使いじっくり作った厚焼きチャーシューや地鶏煮玉子は絶品!自家製麺はかん水不使用・・・。」というようなことが書いてあり、値段の安さも相まって、それに決めていたのだ。

待つ間、調理場や店内を眺めて過ごす。壁にどこそこのテレビに出た等々の張り紙なぞあったりして退屈しない。外見だけでなくインテリアもログハウス風で木のぬくもりを感じる。それと、ラーメン屋さんはたいてい調理場が覗けることが多くて、これもまた一種のパフォーマンスを見ているようで面白いのだ。どのお店も調理の手際の良さには感心してしまう。フロア係りは女性が一人。たまに、博士の被る帽子(大学を卒業するときに被るあの帽子。)と白いユニフォームの調理係りがフロアに出てきて、直接ラーメンを運んだりしている。

待つこと、十五分くらい。来た、来た。フチが濃紺の器に、見た目はかなり濃さそうなスープが印象的だ。自家製チャーシューと味玉の乗る。まずはスープを一口すする。かなり明確な味付けである。濃厚である。しょっぱいというわけではない。飲んでから魚介系の味がいい感じで残る。私の好きな味付けだ。麺はうどんかと見間違えるくらい驚くほど太い(一番上の写真を参照)。しかも、何かを練りこんであるのか、蕎麦の色に似ている。

麺を食べる。想像以上に弾力があってコシがある。喉越しもいい。このスープに、この麺というのは合わないのではと一瞬危惧したのだが、まったくの杞憂であった。バツグンに相性がいい。それから、やはりしっかり味のついたチャーシューも見事。やや甘めのツケダレが十分に染みている。とろとろでもなく、また、歯ごたえがあり過ぎることもなく、程好い固さ。記者が最近食べたチャーシューの中では一番美味しかった。同じく味がかなりしっかり付いている半熟の玉子も格別だった。普通盛りだけど十分お腹いっぱい。

「博士ラーメン」は「別館」となっていて、ではどこが「本館」なのかと一番最初に来たときには戸惑った。しかし、その後謎が解けた。なんと駐車場の奥にあるタイ料理のお店が本館だったのだ。実はこのページのリポート書いた数日後にそのお店に入って、やはりラーメン(チャーハンとのセット)を食べてみた。スープは同じだが、麺が違った。チャーシューも趣きを変える為なのか、あの「博士ラーメン別館」とは異なった。そして味玉が入っていない。どちらが好きかは人それぞれだろうが、私は「博士ラーメン別館」のほうが好みだ。それから、一番奥まったところに美しい庭園のあるイタリアン料理のお店もある。とてもお洒落なので、デート向き。以前行ったことがあるが、なんとそこも博士ラーメンと同じ系列のお店だった。



左:壁にかかっている昔の本店の写真。
中央:店の入り口(外)に古い看板が。
右:前述の本店(タイ料理のお店)の特製しょうゆラーメン。

「博士ラーメン 別館」
11:30〜24:30(L.O.24:00)
047-444-3212
千葉県鎌ヶ谷市道野辺本町
1−15−12

東武野田線鎌ヶ谷駅から徒歩3分くらい。新京成線初富駅(茂野製麺の最寄り駅)から10分くらい)
船橋−我孫子線(県道)沿いなので分かりやすい。駐車場も完備。

手巻き餃子も美味しそうです。
同店のパンフレットから。(写真右)


2007/2/2 Zaki





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2003年11月の記事。幕張ベイタウンという千葉県内では新興の都市お住まいの”何事にも興味津々の方々”である「俺達のホームページ」のスタッフの皆さんが、茂野製麺の手折り鎌ヶ谷ラーメンを絶賛してくださっております。

右の写真は、鎌ヶ谷大仏です。新京成線の鎌ヶ谷大仏駅の目の前にあります。2007年、この大仏様をテーマにした歌がちょっとしたブームになりました。


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