茂野麺紀行 File No.007
喜多方ラーメン
「大みなと 味平」
(福島県 喜多方市)

茂野「麺紀行」 第7回 「大みなと 味平」 福島県喜多方市

あけましておめでとうございます。
本年も茂野製麺ウェブサイトともども麺紀行をよろしくお願い申し上げます。

2007年1月2日。
第7回の麺紀行は福島県喜多方市にやってきた。そう、今や全国に名を馳せた喜多方ラーメンのあの喜多方である。喜多方ラーメンといえば、ご当地ラーメンとしての草分け的存在。特長は太い縮れ麺にある。
(右の写真はJR喜多方駅前から発着する馬車。これに乗って市内を観光できる。)

喜多方の「老麺会」によれば、喜多方には120軒のラーメン店があり、人口に対するラーメン店の割合ではおそらく全国一ではないかと言われる。それだけに、逆にどの店で食べたらよいのかかなり迷ってしまう。

実は、今回の麺紀行は、喜多方に来る前に裏磐梯のホテル「AKABEKO」のスタッフの方々から事前にどのお店が美味しいかということをお尋ねしていた。「AKABEKO」のスタッフも喜多方ラーメンが大好きだという。しかも、近いので詳しいはずだ。ところが、スタッフの皆さんのご意見はばらばら。つまり、どのお店も美味しいけれど、イチオシとなると票がまとまらないのである。その代わり「老麺会」の存在を教えて頂き、オフィシャルホームページで調べることを薦められたのだ。

喜多方「老麺会」のホームページ

老麺会のホームページにはたくさんのお店が出ている。その中から1店舗を選ぶとなると、やはり難しい。パソコンに座って、あれこれと考えてると時間が勿体無いので、結局、現地に入ってから決めることにした。どうも優柔不断である。胃袋が3つくらいあれば、2〜3店舗ハシゴしたい気分である。

さて、磐越西線の喜多方駅頭に立つ。何日か前に降った雪が所々に残っていて、寒々しい。実際に気温は1〜2度くらいだった。しかし、ラーメンで名を馳せた喜多方には活気がある。電車が到着する毎にたくさんの観光客がラーメン店を目指して方々へ散ってゆく。時刻は1時過ぎ。ひょっとして一番賑やかな時間帯なのかもしれない。

駅で老麺会の立派なパンフレットを貰う。ホームページよりも大きな写真があって、見やすい。どの店のラーメンも美味しそうだ。しかし、あまり迷っていても仕方が無い。なにしろ、我々は空腹だった。同行者と素早く協議して、そして冒頭の写真やタイトルにあるように、「大みなと 味平」というラーメン店に決めた。後で分かったことであるが、そのお店のオーナーさんが老麺会の会長さんである。「大みなと」はご主人のお名前なのだ。


「大みなと 味平」へは、駅から少し離れているので、クルマやバス等を利用したほうがよいだろう。店の前の景色は、ご覧のように雪化粧した田んぼ。そしてその向こうには出羽との国境を分ける山々が連なっている。いかにも荒涼とした景色のようにも思えるが、都会の殺伐した風景よりも暖かく感じるのは記者ばかりではあるまい。これで例年よりもかなり雪が少ないらしい。

お店の外観は右の写真。ご主人のアイディアで、この地方の凧をキャラクターのデザインに選んだという。壁にかかっている看板には、「らーめん道」なる信念が書かれている。ラーメンへのこだわりが伝わってきて期待が膨らむ。

駐車場には15〜6台が駐車できる。我々が入ったときには8割ほど埋まっていた。なんとか停められただけでもラッキーだ。その後すぐに満杯になる。店内もほぼ満員。テーブル席で20人くらい、座敷には30人くらい座れそうだ。我々は座敷へと座る。スタッフが忙しそうに走りまわっている。活気がみなぎっている。

記者は「しょうゆラーメン」を注文。待つこと15分くらい。店内をきょろきょろしているうちに熱々のラーメンが運ばれてきた。思ったより早かった。湯気がもうもうと立っている。店主のもうひとつのこだわり、「あっつぐねがってら、ん〜まぐねぇびした! 」の通り、熱々なのだ。

やけどに注意しながら、レンゲで一口スープを飲む。あっさりしている。和風とんこつ仕立てということだが、端的に言うと、懐かしの中華そばの味だ。ただ、猛烈に熱い。熱いから香りが引き立つ。それから、冒頭の写真の通り、チャーシューがたくさん入っている。とろとろのチャーシューである。脂の部分は取り除いてあるのがこの店の特長。

麺は、前述の通り、太くて縮れている。ぷるんぷるんしているという感じ。モチモチ感もコシも強く、お世辞抜きに美味しい麺だ。熱々のスープとこの麺の組み合わせは最高。はふはふしながらも、あっと言う間に平らげてしまった。喜多方は蔵の街で、市内観光もできるし、また、周囲は磐梯山、裏磐梯などの観光地でもあるので、またきっかけを作って是非とも寄ってみたい。


「大みなと 味平」
10:00〜21:00  年中無休
0241-24-2990
福島県喜多方市
関柴町上高額字北町396-5

JR磐越西線喜多方駅よりタクシー5分。市内観光を兼ねて徒歩で行くのも良い。営業時刻などについては予め確認したほうがよい。

ラーメン 550円、チャーシューめん 800円、ほか

写真右:ご家庭でも「おおみなと味平」の味が楽しめるお土産用のパック。全国の有名小売店にも出荷している人気商品だ。また、店内には野菜なども販売していた。

2007/1/15 Zaki


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喜多方は蔵の街です。喜多方市内の蔵は4100を超えます。
飯豊連峰からの伏流水と米を活かした酒や味噌などの醸造に蔵が最適だったこと、明治13年の大火の際に蔵の防火効果が見直されたこと、「男40にして蔵の一つも建てられないようでは男ではない」という独特の風潮があったことが現在も多くの蔵が残る理由だと言われています。
蔵を撮り続けた地元の写真家・金田実氏が 昭和47年から各地で写真展を開いたのがきっかけで、昭和50年にNHK「新日本紀行」で喜多方の蔵が紹介され、喜多方は「蔵の街」として全国的に有名になりました。
写真:Zaki 文:喜多方観光協会ホームページより  関連:ベイタウン旅行倶楽部


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